「それぼく」の日記

メタ分野・ちょっと社会派な話題・就活についてがメインテーマ。正解は書きません、考えているだけです。

ブログタイトル変更しました

すっかり更新しなくなり新年を迎えました。

新年をきっかけにブログの再開とブログタイトルを変更をします。

ブログ再開については、もう少し書くことで考えるということを進めていきたいと思いました。

  • 就留して就職した経験からかける就活の考え
  • 身の回りで考えたこと

それらのことを考える時間がある内にまとめておきたいと考えたからです。

そして考えるからには人に話が出来るぐらいにしたいと思い、ブログという形でまとめることがピッタリだと考えました。

そして、わかりやすい文章の練習にもつながります。

今年の目標の1つである「意識する量の増加」と「わかりやすく伝える」をこの場においてゆるーく実現しようと思います。

 

ブログタイトルの変更は某児童向け小説に登場する「それわた」という発行物?のタイトルが印象に残っていたため、オマージュさせていただきました。オマージュって便利な言葉笑

 

心機一転、来年には365本更新されていますように・・・

総選挙における、「大義の有無」と「投票する側の姿勢の違い」

ニュースでひっきりなしにやっている解散総選挙のニュース。
「大義」という日常使わない言葉を多用し、わかりにくい報道するのが今だに謎です。
「総選挙をする大義」って要は
・総選挙する目的(なぜ解散するの?)
・選挙の後の目標(選挙後にどうしたいの?)
ってことですよね?
まどろっこしい言葉より「総選挙の目的と目標はなんですか?」って話してくれた方がよっぽどわかりやすいと思います。

それはともかく、この「総選挙をする大義(目的・目標)があるかないか」で「投票する側の姿勢」に違いがみられる気がして面白いなと思いました。

「大義」(目的・目標)がある場合、投票する側は「積極的姿勢」で投票できると思います。
つまり「これこれを実現させたいですか?させたくないですか?」ってことです。
代表例が「郵政選挙」でしょうか。
我々投票する側は、選挙後日本がどうなるのかがよくわかります。
つまり、明確にこっちの立候補者がいい!と投票することが可能です。


一方、「大義(目的・目標)」がない場合、投票する側は「消極的姿勢」になってしまいます。
つまり、選挙後がどうなるかよくわかりません。
その為、「この人・党よりこの人・党の方がマシ」という考えで投票することになると思います。

そもそも大前提として、わかりにくいものは良くない(しかしむこうはわざとそうしているはず)と思います。
そこは、受け身であるこちらから文句を言っても仕方ないところです。

それでも、選挙が行われる以上、誰でも改悪はしたくないと思うのではないでしょうか?
この、消去法的な「消極的姿勢」の方が本当にこの立候補者・党でいいのか、と疑うワンクッションがあると思います。

そのワンクッションは「積極的姿勢」の時にはない、国民の「見る目」が必要になります。
つまり「民度」が選挙結果につながるのではないでしょうか?

鈴木敏夫氏に学ぶ「第三の立場」


という本を読んでいました。
ご存知の通りスタジオジブリの名プロデューサー鈴木敏夫氏。
その人となりを本人談と周辺の人物の証言から伺い知ることの出来る本でした。

その中でなぜプロデューサーという立場が、「主体」でも「客体」でもない「第三の立場」であると紹介されていました。
印象に残るキーワードだった為、考察してみました。


「第三の立場」をお祭りを例に考えます。
「お祭りが好き」という人は
・お祭りを実行していくことが好き(主催者側で活動する「主体」)
・自分で盛り上げるよりお祭りに行くことが好き(お客さんとなる「客体」)
・お祭りそのものへの関心よりも、しっかり運営して成功に導くのが好き(離れたところで物事を見つめる「第三の立場」)

の三つに分けられるのではないでしょうか。
もちろん、必ずどれか一つに当てはまるという訳ではなく、二つ、もしくは全て合わせ持っている場合もあると思います。

このようにしてみると、「第三の立場」という役割はあまり日常意識されていませんが、「主体」と「客体」を強く結びつけるために必要な存在だと感じます。

自分の場合、「主体」として何かに取り組むよりも、周りを見渡し、他の人がしていないけれども成功に必要な要素に取り組む「第三の立場」に立って行動することが多かったです。
意識していないだけで、「第三の立場」に立って行動しやすい人は、相当数いるように感じます。

正直、これまでの自分の経験上、「第三の立場」は存在感が薄いという扱いを受けます。
しかしプロデューサー業のように、やり方次第では光った個性としてアピールできる要素だと思います。


物事を成功に導くために、「主体」と「客体」とも違う方法でアプローチ出来る立場、役割の「第三の立場」。
自らの武器と出来る様考察していきたいと思います。


「内気」で「真面目」な就活生の戦い方3〜ESの書き方〜

今回はESについてです。

ESを大きく分けると「書く内容(どんなエピソードや思いを書くか)」と「書き方(どうやって良く見せるか)」という分類がありますが、今回は「書き方」についてです。

 

下記が自分が参考にした映像です。

大人気!林先生の本気授業~たった50文字の自己PR~ - YouTube

「就活 自己PR」とかで出てくる直接の自己PRどうすればいいの?動画よりよっぽど役に立ちました。(ちなみに自分は林修先生の考え方が好きです)

オススメする理由は2つ

・そもそも文章に何を書いたら魅力的に見えるかがわかる

・ランキング形式であるため、良い例、悪い例の違いもわかる

という感じです。

 

また、動画は自己PRだけの話ですが、考え方は「志望動機」・「がんばったこと」等にも活用できると思います。

この動画の中で5W1Hが出てきますが、

特に品川庄司さんの「where」「how」のポイントは志望動機の所で役に立つと思います。

自分の場合、「志望動機」で困ったことは「やりたいことがない」ということでした。

今回の動画を参考にして、

自分の場合だと、「SEとして」「民間分野の」「農業分野で」「パソコンの知識のない人とプロをつなぐ役割となり」「農家の人に役立つシステムを作り」たいとか書いてました。

正直、すべての企業に感動することなんざなく、どの企業でもHPの内容で面白そうって思ったものをアイデアの原点をしました。自分の場合は「農業とIT」という点です。

考えを進めて、更に「where(どこで)」を書くと、

「SEとして」←なんで営業・SEでSEなの?

「民間分野の」←なんで公共分野じゃないの?

「農業分野で」←なんで農業なの?

と「場所」を決めるに至った理由を書くことができます。

そして、「how(どうやって)」の部分を補って、

「パソコンの知識のない人とプロをつなぐ役割となり」←なんでそこになりたいの?

と「自分の役割」も明確にすることは出来ます。

個人的な体感では、同じ内容でも最初に書いていた文章よりも、明確にわかりやすく加工できるようになりました。

 

しょうもない1つのタネでも「うまく道具を使う」ことで広げることが出来る、そんな自分なりの「書き方」を見つけてみてはどうでしょうか?

「内気」で「真面目」な就活生の戦い方2〜自分軸の見つけ方〜

アクセス解析を見ると、このブログを見てくださる方が、「就職留年」「就活」でだいぶ検索されているようなので今後充実させようかと思います。

だいぶ前になりますが、タイトルの〜1では、とりあえず自分の立ち位置を見つめようと書きました。

でも、知りたいのはそこじゃない、と思われていたと思います。

今回は「どうしてその業界(自分の場合はSE)を中心に就活したのか」という点を書こうと思います。

 

まず、自分が就活中、一番悩んだのは「何がしたいのか分からない」「言われればなんでも出来ると思っている」という点でした。

「ファッション業界!」と思ってる人なら、何かしらファッションにつながっている大企業から中小企業まで受けていき、どこかしらで落ち着くはずです。

しかし、自分には「大企業」「給料が高い」「総合職」ぐらいしか目標がありませんでした。

つまるところ「自分の軸が分からない」ということです。

その為、就職留年をした年、まずは「自分がどんなことをしたいか」「自分の軸となるものはなんなのか」を考えていきました。

 

人に聞く、本を読むくらいしか方法を思いつかず、前にも書いたように役に立たない本を読み進めていきました。

そこで役にたったと思ったツールを二つ紹介します。

一つ目が、本の中で唯一おっ、と思った一冊(ブックオフで百円だったもの)

「軸分析」で会社に突き刺され

「軸分析」で会社に突き刺され

 

 この本で、まず自分が何に興味があるのかを気付かされました。

考えれば当たり前ですが、興味の方向は人それぞれ違います。

例えば「ポケモン」のゲームでは、楽しむ要素が色々あります。

・殿堂入りする

・自分で強いポケモンを育てる

・かわいいポケモンを探す

こんな感じです。自分は断然2つ目を追い求めた人なんです。しかし周りに聞くと、思いの外、殿堂入りしたら飽きたとか、強いよりかわいいを求めていたとか言っていて驚いたことを覚えています。

 

ポケモンのように興味の方向は人によって違います。上記の「軸分析」の本では、いくつかの心理テストをして、自分の興味がどこにあるのかを見つけていきます。

その結果自分は「堅実」「分析」「探求」が当てはまるタイプだとなりました。(様々なパターンがあります)

言われてみれば「人と深く関わる<ものごとを考える」の人だったので、一般人からしたら少し変人な自分です。これは20年の間に固められたものなので、変わらない点だと考え、これらの結果を就活の上で武器にして、他の人に勝てる分野・業界は無いか?と考えました。

 

そして、2つ目がNTTグループの詳細な心理分析のフィードバック。

就活生なら毎回している心理分析を結果まで教えてくれる良心的なサービス。

毎回送りっぱなしだったため、NTTで結果を初めてみましたが、分析結果と向いている職業を書いてくれていました。

こちらの結果はざっくり「誠実に丁寧に仕事します、深く考えるのは好きです、ストレス耐性はあります」でした。

オススメ職業「SE・銀行員・・・」とも書いてあり、そちらも参考にしました。

 

以上の二つの結果を合わせた時、自分の思考(軸)と職業があっているのは「システムエンジニア」だという結論になりました。

さすがに一業種では危ないと思ったため、SEを中心にしつつ、自分の軸と合いそうな「銀行」「保険」「化学」とかをサブで見ていきました(給料が高いから)。

事実、SEの先輩社員と話をする際、他の営業志望の人より興味を持って話を聞くことが出来、面接等でも勝率はかなり高いものでした。

SEは他の人にはあわないけれど、自分には適正な分野であると今でも感じています。

 

自分の場合は、このように考えていきました。

一般論が当てはまらない、と感じる人は試す価値はあるのではないかと思います。

日々、何を記録していこうか、を考える

「日々、記録をしていき、そのうち振り返りをしたい」場合、「◯月の自分」という雑誌の編集者になりきると上手くいく、と思いました。

・・・・これは安藤美冬さんの本にでてくるもののパクリです。安藤さんは対外的にどう自分を表現していくかの観点で書かれていましたが。

日々の記録を始めようとしたものの、なにを記録するか悩んでいました。

日々、アイデアのメモやURLとかはせっせと記録していますが、肝心の自分のことについては記録できていませんでした。

しかし、なにを記録したいのか分からない。

記録する習慣が続かない原因の、一翼を担うところです。

日記についての問題は「記録する内容がわからない」と「毎日記録できない」の二種類がありますが、今回は「記録する内容」について考えました。

 

どうしようかと思っていた時、ふと思い出したのが「自分について雑誌を書く」という感覚です。

この感覚のメリットとしては、

・編集者として、振り返りしたい項目(記事にしたい項目)を設定できる為、なにを記録したいのかわかる

・項目を編集する場面を想像することで、項目に振り返りをする価値があるか分かる

が挙げられます。

要は漫然と記録するのでなく、最終形を想像し、目的意識をもって記録するってことです。それには「雑誌の編集者」という感覚が上手い例えになっていると思います。

具体的には、「今月の言葉」というページを作ろうと思えば、自然と気にいった言葉はしっかりメモしよう(毎日思い返そう)とか、注意して話を聞こうとか、行動につながってくるのではないでしょうか?

 

みなさまも編集者目線で、今の自分の行動がかわる、未来の自分を感動させる、そんな記録をとってみてはどうでしょうか?

 

「素直に嬉しい」の「素直に」を考える

http://m.huffpost.com/jp/entry/5826734
という記事を見つけました。
日にちとしては少し前の記事にはなってしまいますが、批判というかこの人の視点の不足を感じるのでメモがてら今日のテーマにしました。
ざっくりと読んだなりの解釈では、「素直に嬉しい」とは文法的には間違っていないが薄っぺらい若者の精神構造を示すフレーズなんだそう。
素直かどうかは本人ではわからない、素直ということがいい意味だとは限らないと書いてあります。
この「素直に嬉しい」というフレーズ。たしかに、よくスポーツ選手がインタビュー最初の受け答えで使ってる印象です。
とりあえず「素直」と検索すると
 ありのままで、飾り気のないさま。素朴。
「―なる山家(やまが)育ちのたのもしき所見えて」〈露伴風流仏
 性質・態度などが、穏やかでひねくれていないさま。従順。「―な性格」「―に答える」
 物の形などが、まっすぐで、ねじ曲がっていないさま。「―な髪の毛」
 技芸などにくせのないさま。「―な字を書く」
 物事が支障なく、すんなり進行するさま。
「餌食を―に与へざれば、痩せおとろへてぞありける」〈仮・伊曽保・下〉
[補説]インタビューでスポーツ選手などが用いる「素直に嬉しい」は、混じりけなしの嬉しさだと強調したのか、結果に不満はあるが、それはそれとして嬉しいとへりくだって見せたのか、はっきりしない言い方である。

と、補説でばっちり今日のテーマまで書いてありました。

補説を読むと、二つに分けられるようです。

1、結果に満足な状態での「素直に嬉しい」

2、結果に満足出来てない状態での「素直に嬉しい」

でしょうか。

しかし、ここから個人的な意見となりますが、

ここでの「素直に」とは、「過程→結果という流れで「結果」だけで判断したことを示す言葉なのだと考えます。

インタビューであれば「オリンピックで二位となりました、どんな思いですか?」などの質問に対して

「素直に嬉しい」と答えると思います。

試合後の感想としては、

1、結果のみで思う感想

2、過程のみで思う感想(本番の演技やこれまでの練習の充実度等)

3、結果と過程両方をふまえた感想

の三種類があります。

「素直に」という言葉が使われているのは、想像ですが、

「ありのまま」→「スコアを見たありのまま」→「結果のみに注目」

という流れだと考えます。

目の前に結果が示されており、2や3に比べ試合後の疲れた状態でもとっさに発言出来ます。

若者の方が言葉のニュアンスに敏感(笑)です。「結果だけでみると嬉しいです」と答えるより「素直に」と答える方がスポーツ人としていい受け答えだという雰囲気もある気もします。

精神構造うんぬんでなく、ひねくれず結果だけをみた感想を「素直に」という言葉に含めているのだと思います。


この考えがどこまで批判に耐えるものかは全くわかりませんが…